【中学英語】aとtheの違いとは? 冠詞をマスターしよう!
こんにちは、manabicafeです。今日は英語を習っている方なら必ず当たる壁、冠詞について解説します。
冠詞って、日本語にはない概念なので使い方が難しいですよね。
まずは簡単な例題から入りましょう。
例えば、
「りんごが1つ欲しいです。」 あなたはこれを英語にできますか?答えは、
I want an apple.
となります。 次は、「これがそのリンゴです。 」を英語にしてみましょう。答えは、
This is the apple.
となります。名詞appleの前には、an ではなく、theを使いましたね。この違いはなんでしょう。
ズバリ言うと、
特定できるモノ(ヒト)の前には、theをつける。それ以外の数えられる単数の名詞の前にはa(an)をつける。
※名詞の始まりがa,i,u,e,oで始まる時は aではなくanをつける(appleなど)
単数ということは、2個りんごが欲しいときには、 I want two apples.となって、どちらもつかないんですね。
a(an)は、「1つの、とある1つの」という意味で、感覚で分かりやすいので、ここからはtheの使い方について解説していきます。
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the の使い方 この3点を覚えれば大丈夫!
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前に1度話題にのぼっているもの
[例]I have a cat. This is the cat.
(わたしはネコを1匹飼っています。これがそのネコです)
※2文目のcat「ネコ」は直前で紹介されましたよね。だから2文目では、theを使います。 -
話をしている人同士で何をさしているかわかるもの
[例]Let’s go to the library.
((その)図書館に行きましょう)
中学、高校の例文で出てくる公園、図書館、お店などは、原則これらに当てはまります。したがって、これらの名詞が出てきた際には、“その”という日本語が書かれていなくてもtheを用います。
[例]I want to go to the park.(私は(その)公園に行きたい。)
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決まり文句
「楽器を弾く、演奏する」と言いたい時には、動詞 playの後ろには、【the + 楽器名】が付きます。
[例]play the guitar「ギターを弾く」
play the piano「ピアノを弾く」
他には、宇宙に関する名詞の前には、必ずtheが付きます。だって、地球と言ったら特定できますもんね。
[例]the earth「地球」 the moon「月」 the sun「太陽」
まとめ
冠詞というのは英語を含むヨーロッパ語ではマスターしなければならない一つの関門です。
覚えるためには沢山英文に触れることが1番です!沢山練習して冠詞の極意を身につけてください!ありがとうございました。